※ 最新の記事はこの下にあります。0.概要(1)建 築 地 東京都北区
(2)構 造 木造3階建
(3)用 途 専用住宅
(4)敷地面積 *87.94㎡ (26.60坪)
(5)建築面積 *47.20㎡ (14.27坪)
(6)延床面積 132.33㎡ (40.01坪)
(7)建ぺい率 *53.67% (許容*80%)
(8)容 積 率 150.47% (許容300%)
1.SE構法 集成材を金物で接合して構造体とする。耐震性に優れる。
2.外断熱・二重通気工法 基礎断熱を施し、構造体の外側に断熱材を張る。内壁と断熱材、断熱材と外壁の間に通気層を設け、夏期(真夏日は除く)は内側の通気層に外気を入れる。
3.一室空間住居 内壁で部屋を仕切らず、建具などで仕切ることで、春・初夏・秋の通風をよくした。いわゆる公私室(nLDK)型ではない。
4.南北に長い 南北に長い建物の、南側に大きな開口、北側に中くらいの開口、東側に小さな開口(ハイサイド窓)、西側に収納(2・3階)を設けた。南北の開口は夏期に南風を通すためだ。ハイサイド窓は、外光を取り込み、けっこう明るい。
5.小さな吹抜け 家の中心東側に階段があり、その内側に小さな吹抜け(1650mm×300mm)を設けた。これを用いて、エアコン1台(実際は1階と3階の2台)で全室空調を試みる。ただし、暖房は暖気が上がって効くが、冷房は冷気がなかなか降りない。orz
6.太陽熱温水器 流行の太陽光発電ではなく、太陽熱温水器を取り付けたので、ガス代が異常に安い。
7.「箱の家」もどき お金(建築費と維持費)をケチるため、家の凸凹をなくし、内壁を少なくしたら、難波和彦さんの「箱の家」に似てしまった(「箱の家」を知ったのは、家の設計がほぼ終わったころ)。もともと「箱の家」も、少ない費用で住みやすい家を追及した結果、生まれたのだから、似てしまうのかもしれない。
【2013年11月15日】
posted by 王子のきつね at 00:00|
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