このため、2階のバルコニーのまたぎは200~250mmになってしまうようだ(青矢印)。
これをなるべきフラットにするため、SE構法では、下図のように、120mm下げてバルコニーをつけることができる。

3階のバルコニーは120mm低くつけられている。このため、3階のバルコニーのまたぎは100~150mmに抑えられるそうだ。
このことに気づいて、現場監督のTさんに話したのだが、すでに構造計算して建築確認を済ませてしまったので、変更はできないそうだ。もっと早く気づくべきだった。もっとも、2階のバルコニーは、半分、1階の寝室の上に載っているので、そもそもできないのかもしれない。
このまたぎが高いと、開口部の上と天井の間を短くし、エアコン室内機の設置を難しくする。高さが約300mmある室内機は設置できないかもしれない。まあ、高さ250mmの室外機なら設置できるかもしれないけど…。
【2013年1月24日】