2014年01月07日

エアコンは1台より2台

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

さて、いよいよ冬も本格化し、暖房による電力消費量も増えてきた。そこで、どうすれば電力消費量を減らせるか、試してみた。

わが家は、エアコンを4台付けられるようになっているが、2台しか付けていない。エアコン関係の書物には、大きな部屋を暖める(冷やす)には、「大きな1台よりも、小さな2台の方がお得」とある。まあ、大きな部屋じゃなくて、延べ床面積40坪の家全体なんだけど、それが本当かどうか試してみた。

結果は下図のとおり。横軸が東京気象台の平均気温(℃)で、縦軸が1日の電力消費量(kWh)である。


青い◆が1台(1階)のみの場合、赤い■が2台(1階と3階)の場合。はっきりわかるように、1台より2台の方が電力消費が明らかに少ない。

説明1:気温

気温の高い日と低い日があるので、東京気象台の平均気温(℃)を横軸においた。家の外気を実測すればいいんだけど、そのための機器(ワイヤレス温度計)を買ったり、温度を測るのがメンドウクサイし、1日の平均気温は計算できない。

ちなみに、1日の平均気温はつぎのサイトで知ることができる。

過去の気象データ・ダウンロード(気象統計情報|気象庁)

知りたい地点・項目・期間・表示オプションを決め、画面に表示するか、CSVファイルをダウンロードするか選ぶ。

他に、最高気温と最低気温、1日の日射量を見たが、なぜか最高気温は、平均気温と同じく、ちゃんとした傾向が現れるのに、最低気温は現れなかった。日射量の多い日、つまり晴れの日の場合、両刃の剣で、昼に気温が上がって、電力消費量は減ったが、夜に放射冷却で気温が下がり、電力消費量が増えた。日射量の少ない日(曇りの日)はこの逆だ。


説明2:電力消費量

そして、1日の電力消費量(kWh)を縦軸においた。これは電気メーターの針をきまった時間に見て求めた。ほんとうは、エアコンだけの消費量を計ればよいのだけれど、エアコンのコンセントは200Vも100Vも通常の簡易電力量計では計れないようになっている(100V用はなく、200V用は高価)。だから、暖房用以外の電力も含まれている。

測定は、2013/12/22(実際は前日の12/21から測定しないといけない)から2014/01/06まで、時間は午後4時とした。オイラがいないときは、家族がデジカメで電気メーターの画像を撮影した。


説明3:エアコンの設定

設定温度は、1階は昼も夜も19℃と固定、3階は昼18℃で夜16℃と変えている。3階のエアコンは、妹の部屋にあり、室温が高すぎる(設定が18℃でも、22℃くらいになる)と寝られないので、夜は下げている(16℃に下げても、20℃くらいになる)。

風向は、暖房はふつう下に設定するのだが、斜め下にしたり、水平にしたりと、いろいろ試した。現在では、1階は下方向、3階は斜め下方向(妹部屋と3階ホールの境目付近の床に行くように)にしている。

いちど、1階エアコンの風向を水平にして、階段の鉄製手すりにサーキュレーターをカラビナ(崖登りの道具)で吊るし(下図)、エアコンの下に別のサーキュレーターを上方向に置いてみた。



この方法だと、エアコン1台で家中が暖かくなったが、信じられないくらい電力を消費した(27kWh)。このままでは、月の電気代が2万円を超えるので、すぐにやめた。orz

風量は自動がよい。前真之さんの『エコハウスのウソ』(日経PB社、2012年)によると、エアコンには「爆風モード」というのがあるらしい。3階のエアコン(三菱電機の霧ヶ峰)にはないが、1階のエアコン(東芝の大清快)には、「パワフル運転」という名称で、あった。これは、室温に合わせて自動運転するが、最大出力のときにはゴーゴー音を立てるもので、寝室では使えないが、人が寝ないピアノ室なら使える。


説明3:サーキュレーター

1階のピアノ室は、熱がこもりやすく、19℃に設定しても、23℃くらいになる。その代わり、1階ホールは19℃くらいであまり暖かくならない。そこで、サーキュレーターを使う。下図のように、ピアノ室のグランドピアノの上にボルネード660-JPを載せ、小さな吹抜けのついた階段に暖気を送る(風量はII)。このとき、気をつけなければならないのは、3階が暖まっていないと、暖気はすべて3階に上がってしまうこと。3階のエアコンは、上がってきた暖気を2階にとどめるためにも、使用した方がよいのだ。



3階でも、同じことが言えて、エアコンの暖気は妹の部屋にとどまり、オイラの部屋に来ない。そこで、サーキュレーターを使う。こちらでは、グリーンファン・サーキュをイスの上に載せて、3階ホールとオイラの部屋の境の天井に向ける(風量は☆☆)。


まあ、以上が今回試したことなのだが、全館暖房しながら、節電するのは、とってもメンドクサイと思った。しかも、節電のために、室温を下げたら、母親が膀胱炎になってしまった(建て替え前の家でもなっていたが、仮住まいの団地ではならなかった)。健康を犠牲にしてまでやる意味はないので、室温はもとに戻した。健康のため、室温は19℃以上必要だ(夜は16℃以上)。


posted by 王子のきつね at 19:00| Comment(0) | 家の維持・管理 | 更新情報をチェックする
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