2014年02月04日

脱原発のための省エネ

東京都知事選で再び「脱原発」が話題になってきた。オイラは福島第一原発事故以前から「脱原発」どころか「反原発」だったので、原発に反対する候補に投票したいと思っている。まあ、M添みたいに、東大助教授のころから、「原発推進」で東電から「付け届け」を貰っていたくせに、福島第一原発事故が起きたとたんに「脱原発」を言い出した候補には絶対に入れない。w

ここでは、脱原発のための省エネルギーについて書きたいと思う。

家庭における二次エネルギー消費の内訳は、1位が家電ほか(34.8%)、2位が給湯(27.7%)、3位が暖房(26.8%)、厨房(7.8%)、冷房(2.9%)となる(2010年度)。もちろん、地域によって異なり、北海道と東北では暖房が1位(50.0%と40.9%)、九州では家電の占める比率(48.5%)が増える(2007年)。

ゆえに、

   1.省エネ家電に買い換える。
   2.太陽熱温水器+エコジョーズを導入する。
   3.住宅の高断熱・高気密化をはかる。

が省エネのため重要となる。


1.省エネ家電

冷蔵庫(14.2%)、照明器具(13.4%)、テレビ(8.9%)、エアコン(7.4%)で4割強(44%)を占める。したがって、まず、これらから買い換えると良いだろう。

わが家の場合、建て替えの際に、すべて買い換えたら、エアコンがエネルギー消費ランキングのダントツ1位になった。12月は600kWhの電力を消費したが、エアコンをまったく使わなかった10月が200kWhだったので、残りの400kWhがエアコンの消費電力となる(なんと2/3)。


2.太陽熱温水器+エコジョーズ

太陽熱温水器には、自然循環式と強制循環式があり、前者が安く、後者が高い。自然循環式には、ボイラーに直結できない落水式と、直結できるものがあり、これも前者が安く、後者が高い。また、集熱器が真空ガラス管でできていて、いちど暖まった湯が冷めないものもある。

わが家の場合、自然循環式のボイラー直結型で集熱器が真空ガラス管のものを設置した(設置費用も含めて40万円くらい)。そして、エコジョーズは、水を湯に変えるのに排熱も利用するので、たいへん熱効率がよい。ガス消費量は、冬は2割、夏は7割も減った。

深夜電力を消費するエコキュートは、ヒートポンプという最も熱効率のよい機器を用い、(原発がつくり出す)安い深夜電力を消費するので、良いように思える。しかし、冬の深夜は、外気温が下がるので、ヒートポンプの性能が落ち、電力を余計に消費する。値段的にはエコ(エコノミー)だが、省エネという点ではエコ(エコロジー)ではない。これほど、原発と相性の良い、給湯器はないけどね。w

太陽光発電は、10年くらいすると、かなり安くなるそうだ。そうしたら、設置してもイイかな。w 10年くらいで壊れることもあるので、100万円で設置したら、1年間に10万円くらいずつ回収できないと、損してしまう。わが家では、あらゆる家電が出てから10年しないと買わない主義なので、これもそうしたい。w


3.断熱・気密性能の向上

新築やリフォームは、めっちゃお金がかかる(数千万円)ので、そうそうできるものではない。ちなみに、リフォームは、「劇的!○フォー×フター」のように工務店に泣いてもらえば安くできるが、そんな工務店はないので、一千万円くらいは覚悟した方がよい。

前にも書いたけど、熱が家から出入りするのは、窓4:外壁2:屋根と基礎2:換気2だから、窓の断熱性を高めるのがもっとも効果的だ。三層ガラス+木製サッシor樹脂サッシに変えるのが最も良いが、お金がかかるので、内窓を取り付けたり、ハニカム構造断熱ブラインドを付けたりするのが良い。いちばん最後のは、よほど大きい家や開口部がやたらと大きな家でないかぎり、全窓に取り付けても30万円くらいで済むそうだ。わが家では3階のオイラの部屋の北側の窓が寒い。orz

家を新築する場合は(リフォームする場合も)、断熱・気密性能の高い家にすべきである。

まず、家の形状から。表面積の少ない家の方が、外皮が同じ熱性能だったら、熱環境は良くなる(相撲取りは冬でも浴衣の原理w)。球形の家が理想なんだけど、現実的にはムリなので、立方体に近い形にするとよい。また、冬に日射を取り込むことを考えたら、南北に長いより、東西に長い方がよい。わが家は南北に長い。orz

断熱法は、外断熱でも、内断熱でも、断熱性能の高い方を採用すべきだ。気密をとるには、外断熱の方が有利だが、外断熱は、断熱材が高いのと、外壁がずり落ちる危険性があるので、断熱材の厚みに限界がある。外断熱で気密をとり、内断熱で断熱性能をかせぐ、付加断熱(外断熱+内断熱)がいちばん良いのかもしれない。わが家は外断熱。

基礎断熱は、シロアリ被害の危険性があるが、やった方が熱性能が良くなる。基礎断熱のやり方は、北海道・東北(とくに北部)と関東以西ではちがっている。北海道・東北では、地面に断熱材を敷き込むことが多い。それに対して、関東以西では、断熱材を敷き込まない。前者は地中熱(15±3℃)に期待していないからであり、後者は地中熱に期待してのことだ。わが家は断熱材なし。

床下エアコンを導入する家がある。宿谷昌則(著)『エクセルギーと環境の理論(改訂版)』(井上書院、2010年)によると、人間が冬に最も快適なのは、室内気温18℃、周壁平均温25℃のときなのだ。室内気温よりも周囲の壁の温度が高い方が気持ちよいのだ。これは、室内のエアコンでは実現できないので、床下エアコンで壁や床や天井を温めるしかない(ガラリを使って最終的には室内も)。もちろん反対の意見もある。わが家のように、二重通気工法の場合、温度は室内>内部通気層>(外部通気層=)屋外となる。この場合でも、床下エアコンで内側の通気層を温めればよいわけだが、温度は室内<内部通気層>>(外部通気層=)屋外となり、熱損失が大きくなるというのだ。どちらがよいか迷うところだ。わが家は床下エアコンはない。

開口部は、日射を入れる南面を除いて、なるべく小さい方が良い。とくに、東西の面は、夏の陽ざしが入ってくるので、注意すべきだ。そして、南面は、開口部の高さの1/3くらいの長さの庇を取り付ける。夏の陽ざしを防ぐためだ。窓については上で書いたが、ドアも断熱性の高いドアが良い。


posted by 王子のきつね at 20:00| Comment(0) | 考察など | 更新情報をチェックする
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