▼降雪時のエアコン暖房
の補足。
下図は、気温と電力消費量の関係を示すグラフだ。
気温(℃ 横軸)と電力消費量(kWh 縦軸)
2014年1月21日~2月15日
気温が下がると電力消費量が上がる関係は、一目でわかる。
問題は、雪が降った日(およびその翌日 2月8・9日と14・15日 ■で表示)とそれ以外の日のちがいだ。それぞれ近似線とその関数が表示されているが、雪の日は近似線の傾き(y=ax+bのaの絶対値)と切片(同じくb)が大きくなっている。それだけ、雪の日は電力消費が多いのだ。
これは、たんに気温が低いだけでなく(雪の日より気温が低い日もある)、湿っているので、室外機の熱交換器に霜がつきやすく、「霜取り」に電力が使われているからだ。
オモシロイのは、雪が降らない日でも、気温が5℃未満になると、電力消費量が多くなることだ(近似線より上に分布している)。東京の場合、平均気温が0℃未満の日がほとんどないので、断言できないが、「エアコンは5~0℃が苦手」ということも確認できた。