間取りについは、じつに多くの本が出版されている。本間至(著)『最高に楽しい[間取り]の図鑑』(エクスナレッジ、2010年)とか、ザ・ハウス(編著)『最高にステキな[間取り]の図鑑』(エクスナレッジ、2012年)とか。ちなみに、後者には参創ハウテックの建てた家が5例とりあげられている。
なかには、わが家のように、細長い敷地に建てられた家もあって、参考にしたかったけど、なんかちがうんだよね。
考えてみたら、オイラの家はふつうの家とはかなりちがう仕様にならざるを得ない。
妹は、オペラ歌手をしていて、声楽とピアノを教えている。そのため、演奏用の大きなグランド・ピアノと、ふつうのアップライト・ピアノを持っている。この2台を置くピアノ室が必要だ。そして、舞台用の衣装もかなり持っている。これをしまう収納が必要だ。
母親は、以前は洋裁を教えていたが、いまは家族や親類・知人の洋服をつくっている。そのための仕事部屋が必要だ。それに加えて、材料の生地をたくさん持っていて、それをしまう収納がやはり必要だ。
オイラは、教師なんぞをしているため、生徒に配布するプリント作成のための作業スペースが必要だし、本もかなりたくさん持っているので、これを入れる本棚が必要である。
生活するためのLDK+居室+水廻りの他に、作業スペースと収納が必要なのだ。
ふつうだったら、その旨をつくり手に知らせ、間取りを考えてもらうんだけど、せっかく3DマイホームデザイナーLS3を買ったのだから、自分で間取りの概要を考えてみようと思った。
【2012年11月9日】