1階の湿度が高い。夜は70%を超えることも…。湿度が70%を超えると、カビが生えるのだ。
じつは、取り壊した家でも、ピアノにカビが生えていた。仮住まいへの引越しのときに判明した。おかげで、クリーニング代がかかってしまった。
原因は湿度だった。旧宅でピアノを置いていたのが、1階の「教室」だ。「教室」と書いたのは、以前、母親が洋裁を教えていた部屋だから。20畳くらいあるので、グランド・ピアノを置くことができた。地面にコンクリートを打っただけで、防湿シートなんて敷いていないところに、父親が根太を敷いて床板を張った部屋だった。湿気があがってきて、床板が何度も腐った。オイラが「床板の端を切って、通気をよくしたら、腐らないんじゃないのか」と進言して、その結果、床板が腐らなくなった。それでも、湿度が高く(床板を腐らせていた湿気が部屋の湿度を上げていた)、ピアノにカビが生えていたのだった。
現在の家ではそんなことはないだろうと思っていたが、そうはいかなかった。もちろん、基礎の下には防湿シートがあるので、地面から湿気が上がってくることはない。しかし、5~6月は、地面の温度がいちばん低いので、その影響で1階の温度が低く、温度が低ければ相対湿度は高くなる。そのため、1階は湿度が高くなっているのだ(床下も湿度は高いようだ)。
そこで、1階のピアノ室にサーキュレーターを置いた。以前、買ったものより、原始的なやつを…。

アイリスオーヤマ ENC-20K

スイッチが回転式になっている。
なぜ、この方式なのかというと、タイマーにつけて使うから。


このタイマーがじつに原始的なしくみになっている。動作切り替えスイッチが15分おきに付いていて、OFFは内側、ONは外側に倒す。画像だと、17時にON、6時にOFFだ(これを書いているとき、18時にONにすることに気がついたw)。そして、コンセントにタイマーを差し込んで、現在の時刻を
▲にセットする。最後に使用する機器のプラグを差し込む。そうすると、動作切り替えスイッチの円盤がゆっくり回って、ON/OFFされるのだ。上の赤いスイッチはタイマーと通常通電を切り替える。w
これで、湿度が高くなる夜間に、自動的にサーキュレーターが回るようになった。
じつは、グリーンファン・サーキュにも付けてみた。


でも、グリーンファン・サーキュの場合、スイッチOFFにはできても、スイッチONもセットした風量にすることもできない。まあ、消し忘れは防げるな。w
posted by 王子のきつね at 20:00|
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