2014年05月03日

サステナブル住宅賞



2012年4月7日(土)に構造見学会で見に行った目黒区の住宅が「第5回サステナブル住宅賞」一般財団法人建築環境・省エネルギー機構理事長賞(新築部門)を受賞していたことを知った。

東京都目黒区五本木の家

この記事を書いた段階では、付加断熱(外張り断熱+充填断熱)を正しく理解できていなかったのがわかるなあ。ああ、恥ずかしい。w

サステナブル住宅賞は、建築の長寿命化、省CO2、省エネルギー、省資源、資源循環など、環境負荷低減に配慮したサステナブル(持続可能)な住宅の普及を図るために、建築環境・省エネルギー機構が実施しているコンペのことだ。

建築面では、Low-E複層ガラスの天窓への導入、敷地の卓越風向を考慮した道路側の窓の開き方、インナーテラスの配置など、都市型住宅でありながら、風・光の取り込みを考慮した設計が評価されたようだ。また、設備面では、高効率エアコン、潜熱回収ボイラー、断熱浴槽など高効率機器が採用され、省エネルギー性能が評価されたらしい。

オープンルーフのある家

参創ハウテックは、受賞を受けて「施工事例/新築」にこの住宅を入れたな。w

オープンルーフのある家(東京都目黒区T様邸)

参創ハウテック名物、この住宅の現場ライブ。

T様邸新築工事の現場ライブ


しかし、外断熱だけではQ値が2.81W/㎡・Kって高すぎるような気がする(Q値は低い方が断熱性能がよい)し、付加断熱してもQ値2.38W/㎡・Kとやはり高すぎる。この家の形状が複雑なことを考慮しても、なんかオカシイな。

あと、Q値2.38W/㎡・Kで賞がもらえるなら、どの住宅もQ値が1.0~0.6W/㎡・Kくらいのものを建てている工務店がけっこうあるんだけど、彼らがもらえない理由がわからない。社団法人日本木造住宅産業協会会長賞を獲った「堺パッシブハウス」の方が温熱環境が優れていると思う。

堺パッシブハウス

そうなると、可動扉付きの天窓という奇抜なデザインが受賞理由なのかな。w


posted by 王子のきつね at 14:30| Comment(0) | 他の建物 | 更新情報をチェックする

2014年05月01日

ハニカム構造・断熱ブラインドを2階に設置(2)

ハニカム構造・断熱ブラインドを2階南側の母親の仕事コーナー(リビング)の窓に設置した。

ハニカム構造・断熱ブラインドについては下の記事を。

ハニカム構造・断熱ブラインド

今まで手こずってきた原因を考えたら、下穴用のドリルがあると便利だと気づき、買ってきた。



あっという間に取り付けてしまった。もっと早く買えばよかった、と後悔した。w

昭和の足こぎミシンが写っているなあ。(爆)
posted by 王子のきつね at 19:00| Comment(0) | 建具 | 更新情報をチェックする

2014年04月30日

ハニカム構造・断熱ブラインドを2階に設置(1)

昨日(4/29)、3階に設置したハニカム構造・断熱ブラインドを2階北側のダイニング・キッチンの窓に設置した。

ハニカム構造・断熱ブラインドについては下の記事を。

ハニカム構造・断熱ブラインド

取り付け方法は前回と同じだが、慣れてきたのと幅が狭かったので、一人で設置できた。




この窓にはたて型ブラインドが取り付けてあった。結果、たて型ブラインドが外側で、ハニカム構造・断熱ブラインドが内側となった。ちなみに、3階北側洋室の窓では、たて型が内側、ハニカム構造が外側になっている。

2階南側の母親の仕事コーナー(リビング)の窓にはまだ取り付けていない。
posted by 王子のきつね at 19:00| Comment(0) | 建具 | 更新情報をチェックする

2014年04月29日

ハニカム構造・断熱ブラインドを3階に設置

昨日(4/28)届いたハニカム構造・断熱ブラインドを3階に設置した。2階には今後設置する予定だ。

ハニカム構造・断熱ブラインドについては下の記事を読んで欲しい。

ハニカム構造・断熱ブラインド

取り付け工事は自分でした。付属の部品をつかって取り付けるが、別途、工具として、メジャー、両面テープ、えんぴつ、電動ドリル(ドライバー)が必要。設置マニュアルどおりに取り付ければ、誰でもできる。…と言いたいが、ビスがなかなか入らず、苦労した。あと、窓の幅が広いと、一人では取り付けられないので、妹に手伝ってもらった。


3階南側洋室の窓


3階北側洋室の窓


二重のハニカム構造


ループコードで上げ下げ


正直、今はまったく必要としない季節。でも、7月になれば、冷房をしなければならず、そのときの活躍を期待したい。ちなみに、窓からの熱の流入・流出率は、夏の方が、冬よりも大きいそうだ。w
posted by 王子のきつね at 16:51| Comment(0) | 建具 | 更新情報をチェックする

2014年04月08日

3月の電気・ガス使用量

一次エネルギー変換すると、3月の電気使用量は2008年度・2009年度の使用量よりも低かった。

電気+灯油の一次エネルギー消費(MJ)

※ 電気は1kWh=9.76MJ、灯油は1L=37MJで変換。


2008年度(2009年1~3)、2009年度、2010年度(4~12月)が建て替える前の家(旧居)、2012年度(2012年11月~13年3月)が仮住まいの団地、2013年度(5~12月)が現在の家(新居)での数字である。


ガス使用量は前年・前々年よりも少なく、太陽熱温水器の省エネ性能は冬にも有効であることがわかった。

月ごとの都市ガス使用量(m3)

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2014年03月29日

ハニカム構造・断熱ブラインド

さて、長かった冬も終わり、いよいよ春だが、いまさらながら、ハニカム構造・断熱ブラインドを取り付けることにした。←遅い!w

冬に窓から逃げる熱は全体の5割ほど、夏に窓から入ってくる熱は全体の7割にも達するという。暖冷房によるエネルギー消費量を減らすには、なんらかの対応が必要だ。

ハニカム構造・断熱ブラインドは棟晶株式会社の製品で、正しくはハニカム・スクリーンという。ハニカム・スクリーンは、下図のように、不織布や紙を蜂の巣状(ハニカム)にしてつなぎ、空気層で断熱するスクリーンである。空気層が、1層、2層、3層になっていて、多い方が断熱性能にすぐれる。


1層              2層              3層


ハンターダグラスのデュエットシェード、ニチベイのレフィーナ、TOSOのエコシア、セイキのハニカムサーモスクリーンなどが製品化されていて、こちらのブログ記事によると、ハンターダグラスの製品がよいらしい。

高層階にはデュエットシェードアーキテラがおすすめ

2つのハニカムが入れ子状になっていて、空気層が3層になるので、断熱性能が高い。しかし、高価である。

そこで、探したら、松尾和也さんの記事で、ハニカム構造・断熱ブラインドが紹介されていた。

格安のハニカム構造ブラインドの性能が超凄いです!

この記事ではどこの製品なのか書かれていないが、性能表示からして、棟晶株式会社のハニカム構造・断熱ブラインドであると判断した。

断熱ブラインド専門店 -ハニカム構造・断熱ブラインド 通販ショップ

設置が必要なのは、開口部の大きい、2階のリビング(掃き出し窓)とダイニング(腰窓)と、3階の南側洋室(掃き出し窓)と北側洋室(腰窓)だ。開口部が大きいの熱の流入・損失も大きい。ところが、幅は216mm~2400mm、高さは254mm~2400mmなので、3階北側洋室の窓だと幅が足りない。そこで、問い合わせしてみた。すぐに回答があって、通販でないなら可能とのこと。さっそく見積りをしてもらった。

ちなみに、採光タイプと遮光タイプがある。採光タイプは、幅25mmのシングル(1層)、38mmのシングル、45mmのシングルとダブル(2層)がある。遮光タイプは、幅25mmのシングルと45mmのシングルのみである。このうち、採光タイプ45mmのダブル(色はバーチ)にすることとした。

その際、窓枠の幅と高さを知らせるのだが、幅は上中下をそれぞれ計るのだそうだ。

2階 リビング(南側):幅上2334・中2334・下2334/高1805
   ダイニング(北側):幅上1652・中1652・下1652/高950
3階 洋室(南側):幅上1941・中1941・下1940/高1805
   洋室(北側):幅上2564・中2564・下2566/高1304

その後、忙しくなったので、話が中断していたが、消費税率アップの前に注文した。代金支払いから3週間で製品が届くそうなので、設置は4月末になりそう。
posted by 王子のきつね at 13:59| Comment(0) | 建具 | 更新情報をチェックする

2014年03月26日

坂茂さんにブリツカー賞

坂茂さんを知ったのは放送大学「新しい住宅の世界」でだ。

 「建築のノーベル賞」とも呼ばれるプリツカー建築賞の今年の受賞者に、仏北東部のポンピドーセンター分館の設計や災害被災地での支援活動で知られる、建築家で京都造形芸術大教授の坂茂(ばんしげる)さん(56)が決まった。主催する米ハイアット財団が24日(日本時間25日)、発表した。賞金は10万ドル(約1千万円)で、授賞式は6月13日にアムステルダムで開かれる。

 日本人の受賞は昨年の伊東豊雄さんに続き7人目。個人住宅から文化施設まで、美しく革新的な作品を手がける一方、世界中の天災などの被害者のために住宅などを提供。「建築界でもまれな存在」と評価された。

 坂さんは「最後までやり遂げた後の賞だと思っていたので、本当に驚いています。今までやってきたことを続けろという意味と考え、おごらず流されずにやりたい」と話した。

 仏メッス市のポンピドー分館では木造で波打つ大屋根を、独ハノーバー万博の日本館では紙の管で大空間を造るなど、斬新な素材と構造による表現で知られる。一方で、阪神大震災や欧米、アジアの被災地で紙管の仮設住宅などを手がけ、東日本大震災後には宮城県女川町でコンテナによる2~3階建ての仮設住宅などを実現。「疲れを知らない建築家」と評された。

 これまでに東京・銀座のニコラス・G・ハイエックセンターに対する日本建築学会賞や芸術選奨文部科学大臣賞などを受けている。(編集委員・大西若人)

坂茂さんにプリツカー賞 「疲れを知らない建築家」

坂さんといえば「紙管」なんだけど、オイラは「コンテナ仮設住宅」がすばらしいと思う。

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posted by 王子のきつね at 19:00| Comment(0) | 考察など | 更新情報をチェックする

2014年03月19日

団地のリノベーション

3月18日放送のテレ東「ガイアの夜明け」は団地のリノベーションを扱っていた。

経済が発展していく上で、日本全国に建てられた様々な建物。しかし、時代の変化とともに、その存在価値が薄まってきているものもある。例えば、高度経済成長時代に続々と建てられた団地。そして、NTTの電話局など。こうした施設を斬新な発想で新たな価値や魅力を見出そうという動きが始まっている。


若者を呼び込め!老朽化した団地を"無印"風に改装...

高度経済成長時代、日本は住宅ブームとなり、全国各地で大規模な団地が続々と建設された。東京・板橋区にある「高島平団地」はまさにその代表例だ。1972年(昭和47年)に当時の日本住宅公団(現在のUR)が建設。全体の戸数は約1万戸、当時の若い夫婦にとってあこがれの団地だった。 しかし、今や老朽化し、住民も高齢化、空き家が出るとなかなか埋まりづらいという現状もあるという。特に若い人たちにあまり入居してもらえない現状があるという。 そこで、都市再生機構(UR)は無印良品に協力をもとめた。無印風に団地の部屋を改装してもらい、無印ファンの若者層に入居してもらおうという目論見だ。昨年末から改装が始まり、いよいよ完成...・ 果たしてどのように生まれ変わり、入居者は集まったのか?

古きものに"新たな魅力"を

キッチンをアイランド型にしたり、欄間をそのまま残すのはよいが、ダンボール製の襖(ふすま)に、上張りしないのはともかく、枠(とくに下桟)をつけないのは、強度が落ちるのと、すべりにくくなるので、問題があると思った。

…っていうか、無印ファンの若者ウケを狙った改装をするよりも、サッシを複層ガラスにしたり、外壁を外断熱にするなど、熱環境の改善を目指すリノベーションが必要なんじゃないのか?と思った。

オイラは、去年の今ごろ団地で仮住まい生活をしていたけど、そこで家族を困らせていたのは結露だった。団地の中間階の角部屋でない部屋(わが家は角部屋だった)は、上下左右が外気に接することがないので、寒くなかった。しかし、サッシは、単相ガラスのアルミサッシなので、早朝になると結露でびしょびしょになってしまう。毎朝、それを雑巾で拭かなければならなかった。また、外気に接する収納の奥も結露で湿っていた。さすがにカビが生えるほどではなかったが…。

これを改善するには、サッシを複層ガラスに換え、コンクリートの外壁を断熱材で覆う必要がある。どちらもお金がかかるので、URはやりたくないんだろう。でも、1戸あたりの費用は戸建住宅より少なくて済むはず。熱環境の改善は医療費の削減につながるので、やるべきだと思うよ。
posted by 王子のきつね at 19:00| Comment(0) | 書籍・ソフト・メディア | 更新情報をチェックする

2014年03月08日

2月の電気・ガス使用量

2月の電気使用量は、2度の降雪のため、かなり増えた。それでも、一次エネルギー変換すると、2008年度・2009年度の使用量よりも低かった。

電気+灯油の一次エネルギー消費(MJ)

※ 電気は1kWh=9.76MJ、灯油は1L=37MJで変換。


2008年度(2009年1~3)、2009年度、2010年度(4~12月)が建て替える前の家(旧居)、2012年度(2012年11月~13年3月)が仮住まいの団地、2013年度(5~12月)が現在の家(新居)での数字である。


ガス使用量は、1月より少なかった。1月が34日で2月が31日と、検針期間が短かったから。

月ごとの都市ガス使用量(m3)

posted by 王子のきつね at 10:29| Comment(0) | 家の維持・管理 | 更新情報をチェックする

2014年02月23日

雪は重い考

先週の雪でたいへんな被害が出たわけだけど、わが家はどれくらいの雪に耐えられるのだろうか? 調べてみた。

日本では、積雪1mを境に、少ない地域を「一般地域」、多い地域を「多雪地域」と区分している。1mで区分しているのは、雪は、降り積もると、自重で圧し固められるので、多雪地域ではより重くなることを考慮しているのだろう。

それを反映して、「鉛直最深積雪量」は、一般地域では2000N/㎡、多雪地域では3000N/㎡と規定されている(Nはニュートン)。1cmあたりの「単位積雪重量」にすると、一般地域だと20N/㎡・cm、多雪地域だと30N/㎡・cmになる。

SE構法は、一般地域での鉛直最深積雪量を2000N/㎡(単位積雪重量20N/㎡・cm)とし、100cmの積雪まで耐えられるように設計されている。また、多雪地域での鉛直最深積雪量を6000N/㎡(単位積雪重量30N/㎡・cm)とし、200cmの積雪まで耐えられるように設計されている。

わが家は100cm(1m)の積雪まで耐えられるというわけだ。


今回、東京では27cmの積雪があったわけだが、わが家の屋根にはどれだけの重量がかかったのか? 計算してみた。

単位積雪重量20N/㎡・cmは、約2kg/㎡・cmに換算できる。27cmの積雪だから、1㎡あたり54kgとなる。わが家の建築面積は47.2㎡だから(張り出してる分、屋根の大きさはもう少し大きいが)、2548.8kg≒2.5tだ。ゾウの重さが5tだから、子ゾウが載ってる重さだ。w

50cmの積雪でゾウ1頭、1mだとゾウ2頭か。ゾウ2頭まで載せられる家。wwwww


さて、多雪地域では、「設計積雪量」のプレート表示が義務づけられていて、それをこえる積雪量になった場合、雪下ろしをしなければならないようだ。まあ、そうしないと、家が壊れるわけだから…。

わが家も、積雪が1mをこえたら、雪下ろししなければならない。多雪地域基準だと、67cmで雪下ろしだな。乾いた雪(粉雪)と湿った雪は重さがぜんぜんちがうので(南関東は湿った雪が降る)、多雪地域基準で雪下ろしした方が(・∀・)イイ!!かも…。
posted by 王子のきつね at 12:00| Comment(0) | 家の維持・管理 | 更新情報をチェックする
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